演題は「労働者の健康格差の実態とそのメカニズムを解明することを目的としたパネル調査研究」でした。
堤先生は、社会における健康格差の中でも職業格差に着目されています。研究上の職業の捉え方から日本の現状、想定されているメカニズム、職業ストレスの捉え方についてお話頂きました。また、現状の研究で明らかにされた性差や、職業階層の分類の課題など今後発展、検討されていく内容についても触れていただきました。ディスカッションでは、男女のストレス耐性の違いや、マイノリティのストレス、終身雇用からの就業体制の変化などの研究課題や研究方法について多岐にわたる質問や意見が得られ、大変有意義な時間となりました。
この度はご講演頂きまして、ありがとうございました。
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