サウナ浴・高温浴と精液所見の研究
1970年代以降、世界の男性の精子数は50〜60%減少しているといわれ、生活習慣や環境が影響しているのではないかと考えられています。精子の量や質は不妊にも関係する大切な要素です。
一般に、熱にさらされると精液所見が一時的に低下することが知られていますが、これまでの研究はいずれも強度の高い入浴方法で行われており、私たちが日常的に行う入浴やサウナで、実際にどの程度の影響があるのかはわかっていません。
本研究は、国内で初めて、一般的なサウナ浴・高温浴と精液所見の関連を調べる研究です。皆様のご協力が、妊娠を希望するご夫婦への的確な医学的助言や、不妊症の予防法の開発につながる可能性があります。
男性を対象としたサウナ浴・高温浴の介入研究
(ランダム化比較試験)
*説明文書と以下のページをよくご覧になってからお申込みください
対象となる方 |
以下に当てはまる18歳~44歳の男性の方【募集27名】
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18歳〜44歳の男性である
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血縁関係にあるお子さんがいらっしゃる
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今後1年以内に、新たにお子さんを持つ予定がない
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直近6か月以上、サウナ浴・高温浴を習慣的に行っていない(最近6か月間で、サウナに週1回以上通っている方、42度を超える熱いお風呂に週3回以上入っている方は対象外です)
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持病や常用しているお薬がない
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直近の健康診断(前年度以降)で「要医療」に該当する項目がない
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血圧がII度以上の高血圧(収縮期160以上または拡張期110以上)に該当しない
※ 温熱によって精液所見が一時的に低下する可能性があるため、1年以内にお子さんを希望されていない方のみを対象としています(過去の海外研究では、介入を中止して数か月後には元の水準まで回復したことが報告されています)。
研究の流れ |
はじめに、健康や生活習慣に関するアンケート、血圧・体組成の測定、そして精液・便・唾液の検体をご提供いただきます。その後、コンピューターシステムによってランダムに、以下のいずれかのグループに振り分けられます。
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サウナ浴群:水分補給後に、サウナ(80〜90度)8〜12分+水風呂2分+休憩5分を1セットとし、3セットを週2回、3か月間
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高温浴群:水分補給後に、高温浴(42〜43度)5分を週5回、3か月間(ご自宅または温浴施設で実施)
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対照群:サウナ浴・高温浴を行わないグループ
どのグループに振り分けられるかは、ご希望や研究者の意思で決めることはできません。介入は3か月間で、その後は9か月後まで通常の入浴に戻していただきます。
3か月後・6か月後・9か月後に、再びアンケートや検体のご提供をお願いし、精液所見などの変化を分析します。皆様にご参加いただく期間は 9か月間 です。検体のご提出や測定のため北海道大学病院・医学部に数回ご来室いただきますが、アンケートはご自宅からスマートフォンで回答いただけます。

謝礼品 |
研究にご参加いただいた皆様への謝礼として、以下の QUOカードPay を電子的にお渡しします(合計25,000円分)。
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初回調査時:5,000円
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介入・3か月後調査完了時:10,000円
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6か月後調査完了時:5,000円
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9か月後調査完了時:5,000円
サウナ浴・高温浴のために温浴施設を利用された方には、実費相当額(あらかじめ決めた主な利用施設をもとに、交通費を含めた基準額を算定)をQUOカードPayでお渡しします。
※ 規定により、本学教職員は謝礼をお受け取りいただけませんので、あらかじめご了承ください。
参加申込 |
動画や説明文書をお読みになり、参加を希望された方は、
臨床研究サポートシステム https://h2.clinic-study.com/signin
よりアカウント登録(メールアドレスの登録のみ)をお願いいたします。
登録が完了すると、追ってご案内がメールアドレスおよびシステム内お知らせに届きます。
お問合せ先 |
北海道大学大学院医学研究院 公衆衛生学教室 研究代表者:前田恵理
060-8638 北海道札幌市北区北15条西7丁目
電話:011-706-5068(平日9:00-17:00)
本研究は、北海道大学病院 生命・医学系研究倫理審査委員会の承認を受け、北海道大学大学院医学研究院長の許可のもとに実施しています。研究費は北海道大学 COI-NEXT「こころとカラダのライフデザイン共創拠点」の助成を受けています。

