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新型コロナウイルス感染症情報の効率的な把握・提供・共有のための
「COVID-19 楽々集計セット」・「積極的疫学調査調査票楽々活用セット」
無償提供を開始しました

COVID-19 楽々集計セット

 現在、新型コロナウイルス感染拡大の程度を確認するために、自治体単位で、患者数、患者増加のスピード、孤発例の割合などを総合的に判断することが求められています。そのためには、検査情報、患者情報、濃厚接触者、病床情報などを総合的に把握・更新し、対応することが必要です。しかし、日常業務に加え、各所で発生する情報を正確に把握し更新すること、あるいは日々公表が求められている数字を算出すること、人々の往来のある中、近隣自治体間で情報を共有することなどの作業量は、各自治体の相当な負荷となっています。「COVID-19 楽々集計セット」は、患者情報および検査情報の入力と集計をサポートし、必要な表を作成するツールとして開発しました。本ツールは、Windows環境下で動作可能なGUIアプリケーションとして開発・無料提供しています。現在、北海道、札幌市で使用を開始し、情報共有にも活用されています。

 

積極的疫学調査調査票楽々活用セット

 

 日々の業務の中で実施、記入に用いられている積極的疫学調査調査票は、記入方法が担当者により異なること、陽性者単位でファイルが作成されることから、容易に情報を集約するのが困難です。

 そこで、これらの負担を軽減するため、日常的に行政機関で用いられているMicrosoft®エクセルファイル形式(xlsx)で情報入力フォーマットを規定しました。さらにそこから、積極的疫学調査の情報を集約できる集計用GUIアプリをWindows環境下で動作可能な形で開発、無償提供しています。

 

積極的疫学調査楽々体験シナリオ

 積極的疫学調査を模擬的に体験することを目的として、患者7名分のシナリオを作成しました。単にシナリオを読むだけではなく、研修の場を設け、シナリオに沿って陽性者役と聞き取り役(保健所職員)に分かれて積極的疫学調査を模擬体験することで、積極的疫学調査への理解が深まることを期待しています。

「COVID-19楽々集計セット」・「積極的疫学調査調査票楽々活用セット」・「積極的疫学調査楽々体験シナリオ」の使用をご検討される自治体・保健所ご担当者様は、メールで連絡をお願いいたします。集計用GUIアプリのアクセス情報をお渡しします。


 なお、入力用のエクセルファイルは特にご連絡いただかなくても、上記リンクから直接ご入手いただけます。

問い合わせアドレス:publichealth[at]med.hokudai.ac.jp
(お問合せ時は[at]を@に変更してメール送信をしてください。)

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Department of Public Health,
Hokkaido University Faculty of Medicine,
Graduate School of Medicine,
School of Medicine

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